私は建築士ですが社労士ではありません。
それに会社勤めなので、自分で集客する必要もありません。
それなのに、なぜこの本を読んだのか?
その理由は2つ。
1つは井寄さんとは直接会ってお話させていただいたことがあるから。
もう1つは、以前参加した勉強会(読書会)で、この本を薦めてくれた人がいたから。
私が井寄さんとお会いしたのは、4か月ほど前(もうそんなになるのか…)初めて築地朝食会に参加したときのことです。私の正面に座ったのが井寄さんでした。
そのときは井寄さんのことは知らなかったので
「わざわざ大阪から来たんですか??」
などと失礼な(?)発言もしてしまいましたm(_ _)m
そのあとインターネットを見ていたら、同じ日の夜に井寄さんが講演をされるということを知り、
え~~そんなスゴイ人だったんだ~~w( ̄o ̄)w オオー!
と思ったことを覚えています(^^;
読書会は、それからちょうど1週間後。
参加者が自分のお薦めの本を持ち寄って、その本の内容を説明するというもの。
そのときに、参会者の1人が
「社労士に限らず、一般の人にも当てはまることがいろいろと書かれていて参考になりますよ。」
みたいなことを言われたので、読んでみたいな~とは思っていたものの、今になってしまいました(^^;
この本は
第1章 あなたを「稼げる社労士」に変える「考え方」
第2章 3ステップでファンを育てる「情報発信力」
第3章 仕事も情報も手に入れる「人脈力」
第4章 お客様をつかんで離さない「専門力」
第5章 社労士として行きぬくための「金勘定力」
第6章 「この人と仕事をしたい」と思わせる「人間力」
の6章からなっています。
読み始めてしばらくは
社労士に限った話ではないけれど、個人事業者に関連する内容が多いな~
という感じでしたが、でも、
- 異業種交流会に出かけるのは、人脈を広げるためではなく、あなたにとって大事な1人を見つけるため
とか、
- いくら専門知識を持っていても、それが相手に伝わらなければ意味がありません。「難しいことをやさしく伝える」ことこそが私たち士業のミッションだと認識して、・・・
- (メルマガは)読んでもらう人の視点で書く
- あなた自身が相手にとっての黄金人脈にならないと、いい人脈につながることはできません
- お客様である経営者が私たちに聞きたいことは、法律がどのように変わるのかではなく、変わることによって自社に与える影響と自社が取るべき対策です(相手が知りたいことは何かを考え、それを提供する)
などは、今の私も心に留めておかなければいけないことだと思います。
第5章の最後の方に
「自分が本当にやりたいことは、経営者になることではなく、お客様と直接向き合ってプレーヤーとして仕事をすることであり、執筆や講演活動を通して、広く社会に役に立つことなのです」
との文章が・・・
これを読んだとき、
うわぁー、こんな人だったら応援したい!
そう思いましたね~
これに続く最後の第6章は付箋だらけにしてしまいました(^^;
なかでも
『私が普段心がけていることの1つに「私と話をすることで、お客様に元気になってもらうようにする」というのがあります』
という言葉。この
「私と話をすることで、お客様に元気になってもらうようにする」
は、私も「もらい~~~」と思いました(^^;
この「人間力」に関する第6章は社労士とか個人事業者とか関係なく全ての人に当てはまることだと思います。
この章が読めただけでも、この本を読んだ価値は十分にある。そんな本でした。
個人で事業をされている方であれば、仕事やお客様への向き合い方が変わる(いい意味で)変わるかもしれない。そう思います。
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