今日ご紹介する本はこちら

マロン先生こと栗田正行さんの著書『「働くパパ」の時間術』です。



私も時間術の本は好きな方なので、この本のことは発売当初から知ってはいたのですが、読まずにいました。

なぜかって・・・


一応私もパパですが、でも、うちは下の子も、もう中学生ですからね。

この表紙に載っているような時代は10年以上前に終わっていますから、関係ないって思って。。。




それなのになぜ今回読んだのかというと、

先日、ブロガーさんが集まる会があったのですが、その会に私も呼んでいただきまして。。

その時に著者の栗田正行さんからプレゼントしていただいたのです。

それもサイン付きで!!

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ということでさっそく読ませていただきました^^



【目次】

 はじめに

第1章 パパのための時間術 5つの基本ルール

第2章 なるべく定時で帰れるようになる「仕事」の時間術

第3章 適材適所で協力し合う「家事・育児」の時間術

第4章 家庭の時間を充実させるママとの「コミュニケーション」術

第5章 働くパパでも無理なくできる将来への「自己投資」術

 おわりに



まず最初にこの本を読んだ感想を書くと


もっと早く読んでいればよかった!!


です。

それも、数か月とか1年前という最近ではなく、

子育て中、いやっ、それ以前、結婚してすぐくらいに読んでおきたかったですね。。。

といっても、その時にはまだ、この本、『「働くパパ」の時間術』は出版されていませんでしたが(;^_^A



特にそう思うのが『第4章 家庭の時間を充実させるママとの「コミュニケーション」術』



私のこのブログの中でも、わが家の夫婦の話を書いたことがありますが、結婚してから今まで、ずっとうまくいっているわけではありません。

もうすぐ結婚20年目に突入しますが、うまくいっている時期よりも、少しズレてた期間の方が長いんじゃないかな(;^_^A


そのいちばんの理由は、私が自分のことしか考えていなかった、ということだと思うのですが、その他に

男女の会話の違い

が理解できていなかったこともあると思います。



この本の第4章にも『34 ママとの会話の「秘訣」を学ぼう』,『35 「女性独特の婉曲表現」に要注意』という項があるのですが、大きくうなずきながら読んでましたもん! (^-^*)(・・*)(^-^*)(・・*)ウンウン


マロン先生も

 男性と女性では、会話の仕方や考え方自体が異なるので、ママとの会話は、たとえるならば外国人と話しているようなもの。英会話スクールがあるように、妻会話スクールがあればいいと思うほどです。(p147-148)

と言われています。

この文章を読んで、私は「妻会話スクールはお金がかかって通えないから、せめて『ママ語辞典』があればいいのに。。。」と思いましたからね(笑)


これ、男性は納得できますよね??



でも、女性はどうなんでしょう??

この本をいただいた時の会でもごいっしょさせていただいた”ぷぅコッコさん”が女性の立場で感想を書かれていますが、そこには

このご本の中に

ママとの会話に関するパパのたちへの助言が出てきます。


ママの会話は婉曲表現だ!

といわれているわけです。

読んでいただくとわかりますが

そんな変なこと言ってないんですよ。

ほぼほぼ遠慮して慎ましく伝えたのに

よーするにわかってもらえないわけです。

と書かれています。


同じ本,同じ文章を読んでいるのに、私は同じ男性であるマロン先生が言っている「ママとの会話は、外国人と話しているようなもの。」という気持ちがよくわかる。

それに対して、女性であるぷぅコッコさんは「遠慮して慎ましく伝えたのに、よーするにわかってもらえないわけです。」とおっしゃってる。


これも男と女の違いからくるものだと思いますが、こういう「男と女は違うんだ」ということがわかれば、「じゃあ、どうすればいいのか」を考えられますよね??

「問題は、原因がわかった時点で8割解決したようなもの」と言われますから。



奥さんと話をしていて、最初は楽しく話しているのに、いつの間にか奥さんが不機嫌になっている。

そんな経験をしたことがある男性も多いのではないでしょうか。

この本には、その『原因と対策』も書かれているので、男性、特に結婚して間もない男性は一読することをお勧めします^^




他にも『第3章 適材適所で協力し合う「家事・育児」の時間術』では、具体的な育児の話が書かれているのですが、私が育児をしていた──奥さんには育児をしていた????????と言われそうですが(;^_^A──のは、もう10年以上も前。

そんなこともやったやった、って懐かしく思い出しながら読んでました。

当時は大変だったけど、でも、今振り返るといい思い出ですね^^




この本ではパパが家事をすることについても書かれていますが、私もママだけがやるものではないと思っています。

マロン先生は「夫婦それぞれの強みを生かせるように家事を分担する」と言われていますが、

私はできる人が、できることをすればいい

と思っています。この「できる」というのは、「能力」という意味だけでなく「時間」という意味も含めて。


では、なぜ私が家事をするのに違和感がないのか、

それは、学生時代に6年間ひとり暮らしだったから自分でやらざるをえなかったというのもあるのですが、それ以前に、私の父が家事をしているのを見ていたから、というのも大きいと思います。


この本でも

 長期的な見方をすると、子供が男の子の場合、パパとママは一緒に家事をやるものという見本を示すことになります。家事をするパパを見てきた子どもは、自分が父親になったとき、抵抗なく家事にかかわっていけるでしょう。自分の息子も家庭で必要とされるパパになると思うと、嬉しくなりませんか。(p122)

と書かれていますから。私はいい実例ですね(笑)



でも、子供が女の子の場合はどうなんでしょう??(うちは2人とも女の子です)


パパも家事をするのが当たり前という環境で育ったのに、結婚したら旦那様は何もしない,してくれない。

なんで????


って、思うかもしれませんよね??



娘たちの将来を考えたら、私はいい見本なのだろうか??それとも悪い見本なのだろうか??

パパみたいに家事する男の人は珍しいんだからね!

って、言い聞かせとかなければ!!(って、しょっちゅう言ってますが(;^_^A)



あらあら、話が自分ことになってしまいました(;^_^A




ということで──なにが、ということなのか??(;^_^A──先ほども書きましたが、この本は

男性、特に結婚して間もない男性に読んでほしいです。


この本を読むと


女性のことが理解できます

理解できたら協力もしやすくなります。

協力するとママも喜びます。

ママが喜んでくれると、ますます協力したくなります。


こんな好循環が起きると、夫婦円満になるし、育児自体も楽しくなりますよ。



私は子どもを育てるうえでいちばん大切なのは”夫婦が仲よくすること”だと思っています。


少し前ですが「さんまのホンマでっか!?TV」で、「夫婦仲がよくない家庭の子供は成績もよくない」と言っていましたからね(まっ、ホンマでっか!?なので、事実かどうかは???ですが)

でも、わが家は夫婦仲が改善したら、子どもの成績もよくなりました。奥さんも「夫婦が仲よくすると成績も上がるんだね」って言ってましたから。



子どもはすぐに大きくなります。

育児中は大変だけど、あとになって振り返ると懐かしいものですよ。


「仕事も家事も育児もうまくいく!」ために、働くパパ,プレパパは読む価値ありの本だと思います。



あれっ!

時間術の本なのに、これだけ読むと(夫婦の)コミュニケーション術の本みたいですね(;^_^A

もちろん、時間術のことも書かれています!

そちらは、この本を読んで確認してくださいね

私も「こんな方法があったのか!?さっそくやってみよう!」と思った技がありましたから^^





最後に、


マロン先生

素敵な本をありがとうございましたm(__)m


機会があれば、またどこかでごいっしょさせてください。



【この記事でご紹介したぷぅコッコさんのブログはこちらです↓】

ぷぅコッコの一期一会 【読書】「働くパパ」の時間術