今日ご紹介するのは斉藤一人さんと一番弟子の柴村恵美子さんとの共著である『百発百中』です。テーマは「引き寄せの法則」



読書好きの方であれば、「引き寄せの法則」と聞いて真っ先に浮かんだのはこの本ではないでしょうか




そういう私ももちろんこの『ザ・シークレット』を思い浮かべました。



でも……

一応、この本は私も読んだことはあるのですが、ちょっと……、というのが読んだ感想だったんですけどね(;^_^A



それがなぜ今回、同じ「引き寄せの法則」をテーマにしたこの本『百発百中』を読みたいと思ったのか、なのですが、

私が新刊の情報を得るために聞いている「新刊ラジオ」というPodcast番組での紹介を聞いたのが最初です。(この番組はテキストでも読めるので、リンクを貼っておきますね。新刊ラジオ 第1693回『百発百中』




それからもう1人、私にとって書評ブロガーといったらこの人、と思っている一龍さんの記事です。

この記事が決め手になって私も読むことに決めたのでした^^

納税日本一、斉藤一人さんの引き寄せのポイント【書評】斎藤一人・柴村恵美子(共著)『百発百中』サンマーク出版 「一流への道 ~立志篇~」



うーん、でも、の2つの記事を読んだら、この先の私のブログ読む必要もないかも……

新刊ラジオはブックナビゲーターのである矢島雅弘さんがまとめたものなので、すごくよくまとまってますからね。ってプロなんだから当たり前か(;^_^A

こんな風に書けるようになりたいですね~


「まなぶ」は「まねぶ」……何度も読んでまねしてみようと思います!

と、本とは関係ない話になってしまいました(;^_^A





では、いつものように私が付箋を貼った場所から「引き寄せ」に関係すると思う部分を中心にいくつか紹介します。

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 みんなのしあわせを願うなら、ぜひ、その”みんな”の中に”自分”も入れてください。そしてまず自分が豊かになり、幸せになるのです。そして、その波動で他人をしあわせにしましょう。

 自分が貧乏波動、不幸な波動を出しながら他人を豊かにし、しあわせにすることはできません。それよりもまず自分が豊かになり、しあわせになる。その波動に触れたときに初めて相手の波動が変わり、考えが変わり、行動が変わるのです。 (P22)

これは「シャンパンタワーの法則」ともよばれる。やつですね。(「シャンパンタワーの法則については記事を書いていますので、そちらもよろしくお願いします。「シャンパンタワーの法則」


まず自分がしあわせになる。

そして、自分に近いところから徐々に遠いをところにいる人にしあわせを広げていく。



一人さんがおっしゃるとおり、しあわせではない人が他人をしあわせにできるわけがないし、楽しくない人が他人を楽しませることはできない。

もっと言うと、自分が使ってみていい物だと思っていないのに、他人に「いい物ですよ」と勧めても、それを信じて買ってもらえるわけがない。


他人にアクションを起こしてもらいたいのならば、まず自分がその気にならなければいけない、ということですね。

思ってもいないことを言うのは”嘘”だから、受け入れてもらえなくても仕方がないことです。





がんばっても努力してもうまくいかないんだとしたら、それは「何かが間違っていますよ」という合図なんだよね。

 そういうときはまず自分のためになっているかを考え、その次に相手のためになっているか、世間のためになっているか、そして神様がマルをくれるかを順に考えてみましょう。 (P25)

1つ前に紹介したように、しあわせになるのは「まず自分から」というのは以前からわかっていました。


でも、この「がんばっても努力してもうまくいかない」ときには私は逆の順番で考えていました。

まず、神様がマルをくれることだろうか?、次に世間が良しと言ってくれることか?、それから相手のためになっているか?

最後に自分にとってどうなのか?って。


でも、この場合も「まず自分」でいいのですね。それがわかっただけでも、ずいぶん気持ちが楽になりました。


これからは何かを始めるときはまず「自分がやりたいことか?」「自分のためになることか?」を最初に考え、それから相手のこと、世間のこと、そして神様がマルをくれるか考えていこうと思います。





「引き寄せの法則」とは、この世の摂理のことです。屋上から飛び降りたらる人は落ちて、ある人は落ちなかったということはありません。それと同じです。

 なにより、今のあなたは、あなたが引き寄せた結果そのものなんです。

 今のあなたがしあわせなら、それはあなたがしあわせを引き寄せたからです。そしてもし、今のあなたが不幸なら、それもあなたが引き寄せた結果なのです。

 しかしいつからでも、あなたは自分が引き寄せるものを変えることができます。考え方を変え、目的を変えればいいのです。

 なにがしあわせかは人によって違います。だから引き寄せるものも人によって違うのです。

 でもすべての人に共通しているのは「あなたがまず、しあわせにならなければならない」ということです。

 しあわせになるのは権利ではありません。幸せになるのは義務なんです。

 あなたがしあわせになれば、この世から一人、不幸な人が減ります。

 神様は犠牲を望みません。みんな我が子であり、すべての人に幸せになってほしいのです。

 神様が望んでいることはそういうことです。 (P39)

『「引き寄せの法則」とは、この世の摂理』といわれても、信じられないですよね?私も信じられません。

一人さんや恵美子さんが、どうやって欲しいものを手に入れてきたのか?、百発百中で引き寄せられるようになったのか?

それは本書に書かれていましたので、読んで確認してみて下さいね。


と書いて、なにも紹介しないのは、せっかく読んでくださった方に申し訳ないので、お金を引き寄せる方法を1つだけ書きますね。


それは、「見栄をはること」です。

でも、単に見栄をはればいいということではないし、失敗すると逆効果になってしまうので、どうして見栄をはってもいいのか?どういう見栄をはるのか?を本を読んで確認してからやってみてくださいね。





「しあわせになりたいです」とお願いするということは、「今の私はしあわせじゃないいんです。不幸なんです」と言っているのと同じこと。だから、注文した「不幸」をさらに引き寄せてしまうのですね。

 では「しあわせ」をねがいたいのならどうすればいいかというと、

「私は今、すごくしあわせです。ありがとうございます」

 そうやって今のしあわせに感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。すると、そんなにあなたに「もっとしあわせ」になるための道具が引き寄せられます。 (P122)

これもよく言われることですよね。

一人さん以外に和田裕美さんも「神社はお願いする場ではなくコミットする場」と言われています。


これを知ってから私は神社に行ったときは「今しあわせです。ありがとうございます」とお礼を言うとともに、「これから〇〇をします!」「〇〇になります!」「がんばります!」とコミット(宣言)だけして、お願いはしないようになりました。


そのおかげかどうかはわかりませんが、毎日楽しく過ごせているし、いい人と出逢えているような気もします。

やっぱり「感謝」は大切なんですね^^



今日は天気もいいし、散歩の途中でいつもの神社に感謝しに行ってこようかな^^





覚悟を決めて、自分に起こることはすべて自分の責任だと決めること。そしてどんなことが起きても、この環境の中で最高にしあわせになるにはどうしたらいいんだろう、と考えることなのです。

それができれば、引き寄せる解決策はまったく変わってきます。 (P134)

これはとっくに決めてます。行動すると決めたのも自分だし、しないと決めたのも自分。だから結果についても自分で責任を取る。

そう思わないと、うまくいかなかったとき「〇〇さんが言ったからやったのに……。」と責任を他人に押し付けてしまいますからね。


それに「できるかどうかわからないけど、やってみます」と言うのも嫌いです。

だって、できなかったときの言い訳を事前にしているようなものだから。


やると決めたら、やる。できるまでやる。

どうしてもできなかったら、「ごめんなさい、できませんでした」と素直に謝る。


それがいつも自分がスッキリ気持ちよくいられることだと思っています。



えっ、自分のことしか考えていないって??

はい、私は常に「どうしたら”自分が”気持ちよくいられるか」しか考えてない自己中心的な人です(;^_^A

でも上で紹介したとおり、一人さんも言われてますよね「まず自分」でいいって。だから今ままの自分でいます。





 一人さんはずっと知っていたのです。「”やってみたい”って思うこと自体が、神様からのひらめきなんだよ」ということを。

 確かに何千何万とある娯楽の中で、仕事の中で”やってみたい”と思うことが見つかること自体、不思議なことですよね。 (P160)

これはホリエモンの『ゼロ』を読んだ感想にも書いたことですが、


「チャンスの神様には前髪しかない」とか「桃は流れてきたときに取り上げないと流れていってしまう」と言いますからね。

”やってみたい”って思ったんだら”やってみたい”んです(笑)

ひらめいたことはやってみる。

それが本当に自分がやりたかったことかどうかなんて、やってみないことにはわかりませんから。


やってみて、続けてやりたいと思えばやればいいし、想像していたのと違うな~と思えば止めればいい。

違う,自分には合わないとわかったのは、やってみたから。


たとえ失敗したとしても経験は残るし、時間が経ては笑い話のネタになるかもしれない。

でも、やらなかったら残るのは「あの時やっていたら……」という後悔だけ。


後悔ばかりの人生は送りたくないなぁ......。





ここに書ききれなかった部分やコメントはメディアマーカーでまとめていますので、よろしければそちらものぞいてみてくださいm(__)m


百発百中
斎藤一人, 柴村恵美子
サンマーク出版 ( 2014-02-03 )
ISBN: 9784763133595





いかがですか?

一人さんや恵美子さんの話を聞く(読む)と、「自分も引き寄せられるんじゃないか?」と思われたのではないでしょうか?

でも、一人さんはこうも言われています。

 いくら本を読んだり、講演会に行ったりして知識を増やしても、それを実践して自分の知恵に変えないと、「本当に行動したこと」にはなりません。 (P37)

厳しいけど事実ですよね。本を読んだだけ、講演を聞いただけで成功するなら、誰も苦労はしません。

何かの本で読んだのだと思いますが、本に書いてあることを実際にやってみる人は、読者のうちの20%、そして続ける人も、その中の20%。

つまり継続してやれる人は、20%×20%=4%の人しかいないのです。


世の中で成功者と呼ばれる人の割合もこのくらいではないでしょうか。

つまり、本を読んで得た知識を継続してやり続ければ4%の中に入れるし、成功者になれる(かもしれない)ということです。



行動して初めて「知識が知恵になる」ということは、この本を読む前から知っていたし、知恵になる過程にはもちろん失敗もあることもわかっています。でも、その失敗も含めて経験であり知恵を手に入れるための通過点だということです。



「行動すれば次の現実」(『成功曲線を描こう』 石原明(著))は私が好きな言葉ですが、行動することで、次に何をすべきかが見えてくる。


やるのが怖いか怖くないかと、できるかできないかは別物。

怖いけどやってみたらできたことも多いはずです。(逆に、怖くないからやってみたけどできなかったこともあるでしょうけど)

これからも、どんどん行動していきたい!と思います。




by カエレバ