今日ご紹介するのは、私の大好きな著者である斎藤一人さんと柴村恵美子さんの共著『器』です。

第1章から第3章までを柴村恵美子さんが、最後の第4章を斎藤一人さんが書かれています。

 目次


はじめに


第1章 ”器”を大きくすることが人生の目的


第2章 一人さんに学んだ、”器”を育てる法


第3章 器を大きくするための修行の日々


第4章 誰でも”器”を大きくできる!


最後に

目次をみていただいただけでわかると思いますが、本書には、なぜ器を大きくする必要があるのか?,どうやったら器は大きくなるのか?ということが書かれています。



本書を読んでみようと思ったきっかけですが、あるところで「大きくしたいもの」という話をしていた時に「気持ち」と「器」が出てきて、そういえば、一人さんの著書に『器』というのもあったな~と思い出したからです。



お二人の共著は以前『「引き寄せの法則」はこの世の摂理 斎藤一人・柴村恵美子(共著)『百発百中』』という記事でも紹介していますが、本書もよかったですよ~ またまた、付せんを貼りまくしました(;^_^A



では、今回も私が付せんを貼ったか所から引用しながらご紹介しますね。

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まずはこれから



器とは?


あの人は器が大きい、とか、小さいとか言いますが、そもそも「器」とは何なのでしょう?

それに対して一人さんは、こう答えています。

「”器”ってなんですか?」ってことなんだけど、私が考えているのは、我を外した、人間的な正しい考え方を”器”って言うんじゃないかと思うんです。 (P110)

どうですか?

この部分を読むまで、私は「器」とは人の器量。「器が大きい人」とは、いつもゆったり,どっしリと構えていて些細なことには反応しない人、と思っていたのですが...。





器を大きくするには?

人が自分の器を大きくしていくためにいちばん役立つ方法は、「はたらく」ことです。

<中略>

 一人さんは私に「『はたらく』とは『傍が楽になる』ことだよ」と教えてくれました。つまり。「はたらく」とは単なる労働の提供ではなく、自分以外の人への奉仕の気持ちが大切なのだということです。 (P34)

94歳まで現役の美容師として、はたらいていた加藤寿賀さんの著書「なぜ、はたらくのか 94歳・女性理容師の遺言-」を思い出しました。(この本の感想はこちら→『なぜ、はたらくのか』 )


「はたらく」ということは、人間の欲求を満たすうえでも非常に大切なことだと思います。マズローの5段階欲求の最上位に位置する「自己実現欲求」も「はたらく」ことで満たされるともいいますからね。


そのうえ、自分の器を大きくしていくためにいちばん役立つとなると、しっかりと「はたらく」ことが必要ですね。





誰にとっての器?

器の大きさを決めるのも結局は他人なの。ある人が会社で『あなたは器の大きな人ですね』と言われていたとしても、家に帰ったら奥さんに『あなたって器の小さい人ね!』って言われてるかもしれないの。

 大切なのは、あなたが誰にとっても器の大きな人でありたいかってことなの。そして、それを決めるのは自分自身なんです。

 器って受け皿だから、大きい方が、より多くの人を受け止めることができるの。でも、1人の人を受け止めるだけけの器も大切なんです。

 だから、あなたは誰のために器を大きくしたいですかっていうことなの。その誰かを受け止めるだけの器を、一生かけて大きくしていくのが人生なんです。 (P57)

「誰のために器を大きくしたいか?」それは今も、これからもずっといっしょにいるであろう人なんですけどね。

でも今は、その人を受け止めるための器がいちばん小さいかもしれません(;^_^A

本書に書かれたことを1つづつ実践して自分の器を大きくしていきたいと思います。





「上気元の行」

 私がこの「上気元の行」、つまり、どんなことがあっても自分の気持ち上向きにして、自分の機嫌を自分でとり、いつも上気元でいるという行をしだしたとき、なぜか私のまわりには、私を不機嫌にさせるようなことが頻繁に起こるようになりました。

 そこで私は起こった出来事一つひとつに対して、なぜ不機嫌になったのか、なぜ上気元でいられなかったのかを突き詰めて考えてみることにしました。

 すると、自分の感情が邪魔をしていることがわかってきました。そこでさらにその感情を紐解いていくと、それは自分の”我”であることがわかってくるのです。 (P75)

私はイライラしたり不機嫌でいることがいちばんの時間の無駄だと思っているので、なるべく早く平常心に戻るように心がけてはいます。

けど……

上でも書いた通り、家ではできていないことが多いかもしれません。


今度不機嫌になるようなことがあったときには、「なぜ不機嫌になったのか」を私も考えてみたいと思います。

そして、気持ちを切り替えて上気元になりたいです!

そのために必要なのがなのですね。





器を大きくするのに必要なもの

 つまり、どんなことが起こっても、自分に起きた現象は自分にとっていちばんいいことだと思うようにする。そしてそれを、自分の器を大きくするための訓練だと思えばいいのです。

 自分に起こった出来事に対して、何かにつけて頭にくるよりも、自分の機嫌がよくなるようにする。そのために何が必要かというと”理性”なんです。

 腹が立つのはそこに感情があるからですよね。その感情的になったときに、自分を上気元のほうに持っていくのに必要なのは理性です。だから、器量を上げるためには理性が必要なのです。 (P118)

そうですね。

私は感情的になりやすい、ということは理性が足りないということ??(;^_^A

腹が立つようなことが起きたときには、試されてる,訓練なんだと思って自分を上気元の方に持っていけるようにします。





人をゆるす

 人はゆるせないことが多いよりも、許せることが多い方が幸せなんです。だから大概のことはゆるした方がいいの。

 それを、「じゃあ、一人さんは親が殺されてもゆるすんですか?」っていう人がいるんだけど、そんな極論を言うこと自体が、器を小さくしているんだよね。それでそういう人に限って、「では、あなたは親が殺されたんですか?」と聞くと、「いえ、殺されていません」と言うんです。

「あいつがゆるせないんです。あいつにされたことを思うと、悔しくて夜も眠れません!」

 そのようにいう人がいるんだけど、その人が眠れないほど悔しがっているときに、その相手は気持ちよく寝てるんだよね。

 それで結局、「ゆるせる」「ゆるせない」というのも、どっちが得かということなんです。ゆるせない相手を恨んだり、悩む日々を過ごすのが得なのか、それよりも、その時間とエネルギーを他のことに使って、自分が楽しく、幸せになれることに使った方が得なのかということです。

 人をゆるせるのも器量です。そして、ゆるせることの多い方が、人は幸せになれるのだと私は思うのです。 (P128)

私は、イライラしたり感情的になると思考能力が低下してしまうので結果的に時間の無駄になる、と思っているから、そう感じたときには平常心に戻ろう!と思ってやってはいたのですが、でも「ゆるす」「ゆるさない」のことになると「ゆるさない」で引きずっていたことが多いような気がします。(今も先日のことがゆるしきれずに引っかかってるし……(;^_^A)

でも、「自分が眠れないほど悔しがっているときに、その相手は気持ちよく寝てる」と思うと、余計に悔しくなりますね(;^_^A

どっちにエネルギーを使った方が得なのかは考えるまでもないので、自分が幸せになるために使いたいと思います。





いいことだけしか起きない人はいない

 日常を生きていたら、人と同じことは起きるんだよ。いいことだけしか起きない人とか、悪いことだけしか起きない人っていないよね。あるのは、起きたことに対して不機嫌になるのか、自分で機嫌をとって、上気元で生きようとするか……、の違いなんです。 (P137)

つい先日『いいことだけが「今」から起きる ももいろ波長の身につけ方』という本を紹介したばかりなのに、今度は「いいことだけしか起きない人っていないよね」という文章を引用してもいいのか??とも思いましたが……(;^_^A


でも、一人さんが言っているのも、

「起きた事実をどうとらえるかということ。

 他人からみたら悪いことであっても、本人が上気元でいられれば、それはいいことに変わるのかもしれない。」

ということなのかな?と思うので、他の人や他のコトは気にせず、自分の機嫌は自分でとっていつも上気元でいられるように修行します。

そうすることで、どんなことでも”いいコト”と思えるかもしれませんからね^^





幸せってなに?

「幸せになりたいんです」って言う人がいるけど、幸せって何だか知ってるかい?って。幸せって上気元なんだよ。それでね、最初に笑顔になっちゃえばいいんだよ。

 ニコッて笑うと、幸せなことを考えだすの。だから、人は幸せなことを考えなさいじゃなくて、ニコッて笑えばいいんです。それで、ニコッとして天国言葉を使うと、人って幸せになるようになっているの。 (P140)

そうですね。どんなにお金やモノがあっても心が貧しいと幸せとは感じられませんからね。

機嫌がよかろうが悪かろうが、そんなことは関係なく、最初にニコッと笑って上気元になって幸せなことを考えて、幸せであることを感じたいと思います。





器量の三段階

 それといちばん大切なことは、”相手に花を持たせる”っていうことなの。秋山小兵衛も相手に花を持たせたんだよ。

 誰でも”得意なこと”ってあるんです。

 それで普通の人は、『これは自分の得意なことだから自分でやろう。だけどこれは相手が得意なことだから相手にやってもらおう』って考えるんだよね。

 それで人間の器量にも三段階あるんだよ。

 第一段階は人に任せることができなくて、なんでも自分でやらないと気が済まないような人。これって器量が狭いよね。

 第二段階は自分の得意なことは自分がやって、相手が得意なことだけ相手にやってもらう人。これも大した器量じゃない当たり前のことなんだよ。

 それで第三段階は、自分が完璧にこなせることでも相手にやってもらって、自分は陰で手伝って、その人に花を持たせようとするような人。こういう生き方ができる人って、カッコよくて幸せなんです。 (P162)

和田裕美さんの著書『息を吸って吐くように目標達成できる本』に「思いやりの松竹梅」というのがあるけど、これは「人間の器量の松竹梅」ですね。

今の私は年齢的にも立場的にも人に任せなければならないのですが、自分でやった方が早い(と思ってしまう)し、自分が望むものは自分でしか作れませんからね。人が作ったものも、どうしても自分好みに手を入れてしまいます。

だったら最初から自分で……という気持ちになってしまって自分でやってしまうことが多いですね。

でも、これだと「梅」の段階。

少しずつ手放して、カッコよくて幸せになれるよう、松を目指します!


ちなみに、「思いやりの松竹梅」とは、

梅:自分のしてほしくないことを相手にしないようにする

竹:自分がしてほしいことを相手にする

松:相手がしてほしいことに気がついてそれをできる

です。





お金も人も大切

この話は「器」とはちょっと違うかな?と思ったのですが、いい話なので紹介します。

 お金にも法則があるんです。

 自分の心にもない使い方をしたとき、お金を粗末に扱ったことになるの。そうするとお金が逃げていくんです。

 自分が本当に納得しない使い方をしているとき、お金は逃げて行って、入ってこなくなっちゃうの。

『いっぱいあるから別にいいや』って思うかもしれないけど、お金が粗末に扱ってはダメなんです。お金も人も大切なんです。

 たとえば俺が一万人の軍隊を持っていて、『300人ぐらいなら死んでもいいから突撃させろ!』と言ったとしたら、その言われた人たちは、たまったもんじゃないんだよ。

 一生懸命に作戦を考えて戦ったとしても、それは戦いだから死ぬ人はいるんだよ。でも、だからといって、200や300の兵隊が死んだって影響ないやって言うのはいけないの。

 それと同じで、一万円でも一円でも同じなの。粗末に扱ってはいけないんです。 (P63)

お金を軍隊に例えるなんて、さすが一人さんですね。

それに、納税額日本一の一人さんが言うから、さらに説得力がある。

お金はたとえ1円であっても、自分の軍隊の一員なんだ、という気持ちで大切に扱い、使うときにも、「行っておいで。そして、仲間を連れて戻ってきてね」という気持ちで送り出したいと思います。





付せんを貼ったか所はまだまだたくさんあるのですが、ここで紹介しきれなかった部分もメディアマーカーには書いていますので、そちらも読んでいただけると嬉しいです^^


器
斎藤一人, 柴村恵美子 / サンマーク出版 ( 2012-05-23 )





雑感

本文でも和田裕美さんの著書を紹介しましたが、一人さんの著書を読んでいると、和田さんと似てるよな~と思う話がたびたび出てきます。


今日紹介した中では、起こってしまった事実に対して自分がどんな反応をするのか?ということ。

「いいことだけが……」という部分ですね。


今回は紹介していませんが、神様や神社の話は、お二人の著書にはよく出てきます。

他にも、いつも笑顔でいること,楽しいから笑顔になるのではなく、笑顔になるから楽しくなるんだということ,決断(コミット)することの大切さ……などなど。


それから、顔につやを出すといい、ということも(笑)

本書の後に出版された、同じ斎藤一人さん、柴村恵美子さんの共著『運』にはこんな文章があります。

どんなにいい人でも顔にツヤがないと、なぜか何をやってもうまくいかないし、成功できないんです。逆に性格があまり良くなくても、お金持ちだったり、社会的に成功している人って、必ず顔にツヤがあるんです。(P74)


また、和田裕美さんの著書では『和田裕美の必ず結果が出せる営業法則』

「俺はこれからプレゼンテーションってときは、必ず顔を光らせていくんだよ」 (P63)

と言って顔にニベアクリームを塗っていた、というボスがトップセールスマン時代のエピソードが書かれています。


神社や神様,笑顔の話は他にもいろんな本に書かれてるでしょ!思う人もいるだろうし、実際、私もそう思います。

でも、顔にツヤを出すといい、という話は、この2人からしか聞いたことがないような気がします(笑)


この本のレビューと引用もメディアマーカーに書いていますので、よければ読んでみてください。



この部分のコメントには

「私は乾燥肌なので、「ニベア」を塗って顔を光らせます!(笑)」

と書いてますけどね(笑)



そんな似た部分があるお二人の著書なので、一人さんの本は読んだことがあるけど和田さんの本は読んだことがないという方は和田さんの本を,逆に、和田さんの本は読んだことがあるけど一人さんの本は読んだことがないという方は一人さんの本を読んでみると、共通する部分を見つけておもしろいかもしれませんよ^^