技術屋かずのつれづれ日記

自分が体験したことで、ほかの人にもお勧めしたいことを書いていきます

ブログを通じて、仕事もプライベートも楽しく過ごす方法を探して多くの人と共有したいと思っています。
そのために、私が思ったことや感じたこと,得た情報などから「心が豊かになること」「社会に役に立つこと」を発信します。

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2015年10月10日 ここから再び「はてなブログ」に引っ越しました。
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2011年12月

伝えるチカラ(会話編)

ついに宇宙人とコンタクト(日本経済新聞)

ついに宇宙人とコンタクト(東京スポーツ)


上の2つの文章はまったく同じことを言っていますよね。

でも、印象は全然違います。


もし、「日本経済新聞」に書かれていたならば、信じる人も多いでしょう。

でも、「東京スポーツ」だと、

東スポだからな~

ですよね?(;^_^A


結局は、『「何を言うか」よりも、「だれが言うか」が雄弁なときがある』ということなんです。


という話が書いてあるのが、『あなたの話はなぜ「通じない」のか』 山田ズーニー(著)』です。

内容は、前回紹介した『文章は「書く前」に8割決まる』 上阪徹(著)と似たところも多いのですが、


この記事の最初に書いた宇宙人の話のように、

通じるか通じないかは自分と相手の関係にもよる。

だから、話が通じる,聞いてもらうためには自分の「メディア力」を高める必要がある。

と言ったことも書かれています。


この本の中で、私がそうだよな~と思った部分は、

提案者はつい、「いかに自分の提案がすばらしいか」を力説したくなる。しかし、相手の関心はそこにない。

「その提案って、私に直接関係あるの?あるとしたら、採用した場合、私にどんなすばらしいことがおきるの?」身も蓋もない言い方だが、相手の関心はそっちだ。


メールでも話でも、ざっくり分けると、2つの情報がある。「自分が言いたいこと」と「相手が知りたいこと」だ。それをどういう順序で言っていくか?

迷ったときは、「相手が知りたい情報」を先に、その後で、「自分が言いたいこと」という順序で言っていこう。


多くの場合、相手が、いちばん知りたい情報とは、「何がダメか、どうしてダメか」という否定要素ではなく、「では、どうすればいいのか?」つきのアクションを起こすための指標だ。

これらは会話だけではなく、文章を含めたコミュニケーション全てに当てはまることだとも思います。


他にも

相手とかわす会話、これが図らずも、自分の能力のプレゼンテーションだ。

相手の言うことがちゃんと聞けていれば、理解力がある証拠だし、適切な返事ができれば判断力や表現力もある証拠だ。ユーモアがあると10回説明するより1回相手を笑わしたほうがはるかに伝わる。


一発で通じ合う力、会話を成立させるためにもっとも必要な力とは、「理解力」だ。

最低限、「理解力」があれば、コミュニケーションの入り口のところで、すっとんきょうな会話をしたり、相手に不信感を植え付けたりする心配がない。


コミュニケーションの入り口で、すみやかに信頼をつかむには、「意思」で自分を証明する、「相手理解」に努める、相手から観た自分の「メディア力」を量りながら発言する、の3つが有効だ。

信頼の門をくぐって、はじめて、あなたは、もっと大胆に、もっと想いに忠実に、意見が言えるようになるだろう。

などと書かれています。


自分の話を聴いてもらうには、まず、相手の話を聴いて理解すること。

これが大切なんだな~と思いました。



会話も文章も相手がある話です。

自分中心で話したり書いたりするのではなく、相手は何を知りたいのか,相手の気持ちを想像する能力が必要なのですね。


と書いて気づきました!

この「相手の気持ちを想像する」というのはコミュニケーションだけではなく、仕事も同じです。

仕事を依頼されたとき、

「この人は私に何をして欲しいのだろう?何を求めているのだろう?」

それを想像して相手の欲求を満たしてあげる、これが”いい仕事”をしていくコツだと思います。

想像力を鍛えねば!


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伝えるチカラ(文章編)

私がインターネットなどを通じて、まだ見ぬ誰か(笑)とコミュニケーションを取るようになって、もう6年以上になりますが、私が言いたかったことと、相手が受け取ったであろう事が違ったことが何度もあります。


そのたびに、「文字だけで伝えるって、難しいなぁ...」と感じていました。


それに、仕事でもプライベートでもメールなど文章を書く機会は昔に比べて格段に増えていると思うので、この『文章は「書く前」に8割決まる』 上阪徹(著)を読んでみました。


この本にも、

相手に正しい情報を伝え、的確な言葉を選んで好印象を与えることができる文章もありますが、逆に相手からの信頼を奪い取ってしまう凶器にもなりうる。

との一文もあり、文章で伝えることの難しさも書かれています。



また、

文章というは、伝えたい情報を伝えるためのツールである。

文章を書く目的は、あくまで伝えたい情報を伝えることなのです。

文章を書こうとするときには、真っ先に「何を書くか」「どう書くか」に頭が向いてしまいがちです。でも、その前に「書く目的は何か」「誰に向かって書くのか」を頭に巡らせてみてほしいいのです。

など、当たり前だけど、文章を書いているときに、つい、忘れてしまっていることが書かれていて


そうだよな~


たびたび感じてしまいました。



それから、この言葉も・・・

「読む」って大変なこと。報告でも、提案でも、広報でも、お願いでも、お詫びでも、読み手は大変な思いをして読むことになる。貴重な時間を割いて、文章を読んでくれるのです。

そうなんですよね。

「書く」ことも大変だけど、でも、「読む」って、もっともっと、大変なことなんですよね。


私のブログも、そんな貴重な時間を割いて、大変な思いをして読んでいただいてるんだ。

そんな読者のためにも、わかりやすい文章を書かなくては!と思いました。



今回は「文章」の本でしたが、その前にも会話の本『あなたの話はなぜ「通じない」のか』 山田ズーニー(著)』も読みましたので、次はこの本も紹介しますね。


私が貼った付箋の数は、こっちの方が多いです(^^;



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【追記】

文章力といえば、ラジオNIKKEI「アサカツ!!」の12月1日放送分が、『文章力の磨き方』というテーマでした。

その中で言われていたことは、

  • 読んだ後、意見,感想を書く
  • 人の文章をよく読む
  • 書いた後、読み返す、推敲する
  • わかりやすさ、何を言いたいのか
  • 書き始める前に考える、構成を紙に書いてからPCで入力する
  • 何を伝えたいかを考えて文章化する

これも試してみようと思います。

気になる方は、これも聴いてみて下さいね。



もうすぐクリスマスですね。私のサンタクロース、今年は何を届けてくれるのだろう??(笑)

プロフィール

かず

本業は快適空間創造家

1966年生まれ。
1992年、九州の某国立大学大学院修士課程修了後、大手建設会社に入社。
1996年から1998年の2年間イギリスの現地法人に出向。

入社以来オフィスビルやマンションの設計を行ってきたが、最近では大型ショッピングセンターなど主に商業施設関連の設備設計業務に携わっている。

8年ほど前、仕事のプレッシャーから軽度のうつ状態におちいるが、それを契機に完璧主義から脱却。今では、当時よりもプレッシャーがかかる状況であっても楽しく仕事をしている。

自分の経験を生かし、プレッシャーの中でも楽しく仕事をする方法を伝えるとともに、ココロが折れそうになっている人を少しでも支えていきたい。

今は仕事のストレスはほとんど感じていないが、あえて言うならストレス発散方法は週末のウォーキングと、通勤時間中の読書。電車内で本を読むことで、ONとOFF、仕事モードと家庭モードを切り替えている。

45歳にして勉強会デビュー。仕事関係以外の人との交流の楽しさを知る。


【取得資格】
一級建築士、建築設備士、設備設計一級建築士、CASBEE評価委員、珠算検定試験1級(笑)

【メディア掲載履歴】
Podcast 「美崎栄一郎の仕事の楽しさ研究所」第20回出演
日経ビジネスアソシエ:2011年11月号 手帳術
           2012年 7月号 ノート術
           2013年 7月号 ノートの極意
学研パブリッシング :仕事の教科書VOL.1 伸びる!ノート術
           仕事の教科書VOL.2 仕事が速い人の時間術
           仕事の教科書VOL.3 結果を出す人の手帳術

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