今年の1月20日の記事『「築地朝食会」に参加しました』に書いたのですが、
その時にお会いし,話もさせていただいた立花岳志さんの著書『ノマドワーカーという生き方 ~場所を選ばず雇われないで働く人の戦略と習慣~』が発売されたので、早速購入し読みました。
【目次】
はじめに
Chapter 1 これがフリーブロガーの1日だ!
Chapter 2 ソーシャルとブログによる個人メディアの威力!
Chapter 3 社長の座を辞してなった僕の職業は「ブロガー」
Chapter 4 フリーブロガーの「デジタル・セルフマネジメント」 ノマド&クラウド徹底活用
Chapter 5 今日からできる「個人情報発信」のススメ
おわりに
この本の「はじめに」から「Chapter 4」の最初の部分までを読んだ時点では、
この本は立花岳志という人が、これまでどんな生き方をしてきたのか、自叙伝的な話が書かれた本なんだ。
と思っていました。
でも、こういう話は私は好きなんですよね。
立花さんは1969年生まれで、私と同世代であることや、実際に会って話をしたことがあること,ブログやFacebookを通じて、立花さんがどんなことをしているのかを知っていることなどから、余計に共感できたのだろうと思いますが、自分にあてはめながら読んでいました。
でも、さらに読み進めていくと、今度は
立花さんが使っているハード、ソフトの使い方を含めたツールの紹介
と思える内容に変わりました。
はい!
こういう内容も好きなんです。
自分でも使ってみたいな~と思いながら夢中で読んでいました。
朝の通勤電車の中で読んでいたのですが、夢中になりすぎて、あやうく乗り過ごすところでした(^^;
そして最後は
ブログを書く上での心構え
的な話でした。
では、この本のChapter5から私が印象に残った部分をいくつか紹介します。
一番大切なことは、あなたのブログのミッションを設定することです。ミッションとはつまり、ブログを通じてあなたがどうなりたいのか、ということを決めるのです。(p214)
うーん。。
私もこうやってブログを書いていますが、「ブログを通じてどうなりたいか」ということまでは考えたことがないような気がします。
何のために書くのか、そのことを意識する必要があるんだ、と感じました。
ちなみに立花さんが自分のミッションとしていることは
「すべての日本人が誇りを持って元気に生きられるようになるためのサポートを言葉を通して行う」
とのことです。
こんな立派な考えは、私にはできないと思いますが、自分のためだけではなく、読んでくれた人のためになること,少しでも役に立つことを書いていきたいと思ます。
どうせブログをはじめたからにはたくさんの人にアクセスしてほしい。多くの人に読んでほしいと思うでしょう。
そのためにとても大切な鉄則があります。
それは、軸を「自分」ではなく「情報」に置くことです。言い換えれば、自分のことをまったく知らない人が読みにきた時のことを想像して書くということです。(p226)
たとえばあなたがiPhoneを今日買ったばかりだとしましょう。「買ったばかりで何もわからないから書くことがない」と尻込みしないでください。何故ならあなたの後ろには、「iPhoneが欲しいけどまだ買っていない」人が何十万人もいるからです。
<中略>
あなたの情報を一番知りたい人は、あなたの一歩後ろを歩んでいる人です。(p242)
私もいろいろな本や、最近では体重計,カバン,トーニングシューズの話を書きましたが、
私の後ろに誰かがいる
なんて考え方はしていませんでした。
私はこのブログではネガティブなこと,この商品はやめた方がいいですよ、などということは書くつもりはありません。
人に薦めたい,紹介したいと思ったことを書いていくつもりですが、私の後ろにいる人に、もう少し親切にわかりやすいように、という気持ちをもって書いていこう!と思います。
最後にこの文章
今、日本人の間でITリテラシーの格差が生じています。ネットを使いこなせている人とそうでない人の間に、大きな情報の差が生じているのです。
この「格差」は、単に知っていることの量が多いか少ないかの問題ではないと僕は考えています。
一番大きな格差は、その人の人間関係の豊かさに現れてしまいます。(p239)
・・・・・・
前回の記事最後に
『これだけインターネットが発達してきたけれど、いやっ、発達したからこそ、「人」が大切なんじゃないかな?』
と書いた通り、私も立花さんの意見に賛成です。
いろんな価値観の人がいます。
私もそうですが、立花さんのように、インターネットを通じて多くの人とつながりたい
と思う人もいれば、
なんでそんなことをするのかわからない。
知らない人とつながるなんて危険じゃないの?
と言って、避けている人もいるでしょう。
今のままでいい、と思う人もいれば、
今のままじゃヤだ!もっと向上したい!と思っている人もいるでしょう。
どちらが正しいとか、間違っているということはないと思います。
ただ価値観が違うだけですから。。。
ただ、私はいろんなことを知りたい、もっとよくなりたい、もっと幸せになりたいと思っています。
だから、いろんなことにチャレンジしてみたいし、違う世界の人とかかわって刺激をもらいたい、そう思います。
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本のタイトルは「ノマドワーカーという生き方」ですが、ノマドワーカーになりたい人に限らず、ネットを通じたコミュニケーションをしている人、やってみたいと思っている人みんなにお勧めの本だと思います。