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今日ご紹介するのは、前回の記事でも紹介していますが、矢島雅弘(著)『一冊からもっと学べる エモーショナル・リーディングのすすめ』です。

本書を読もう,読みたい! と思ったきっかけは前回の記事に書いたとおりですが、そこまで読みたいと思った本書です。休日はほとんど読書をしない私ですが、本書は特別、休みの昨日、一気に読んでしまいました。
【目次】
はじめに
第Ⅰ章 楽しむことで学びは変わる
第Ⅱ章 本と対話する「エモーショナル・リーディング」
第Ⅲ章 「エモーショナル・リーディング」実践編
第Ⅳ章 もっと読書を楽しむための5つのこと
第Ⅴ章 ブックナビゲーター矢島の「僕の読書を変えた一冊」
おわりに


Podcast番組「新刊ラジオ」のパーソナリティとして、これまで約1700冊の書籍を紹介してきた矢島さんが本書でいちばん伝えたかったのは、「ビジネス書は楽しい」ということ。
そして、これまでビジネス書を読んできた人にも、そうでない人にも、
こんな読み方をすれば、もっと楽しく読めるし、血となり肉となりますよ、という方法が書かれていますが、その方法が本書のタイトルにもなっている「エモーショナル・リーディング」です。


ここで、「エモーショナル・リーディング」ってなに?? ですよね。
著者の矢島さんは新刊ラジオの中で
(エモーショナル・リーディングとは)感情を使って能動的に本を読みましょう、ということなんです。(新刊ラジオ 第1747回より)
と紹介されています。


もう少しく詳しく書くと
「エモーショナル・リーディング」は直訳すれば「感情的な読書」となりますが、より正確にいえば、「肯定的な感情で本と向き合い、ポジティブな感情で著者のメッセージを受け取る読書術」です。
この読書術には、大きく分けて3つのステップがあります。

1.対話読書
著者と語り合うように本を読む勧めることで本との精神的距離を縮め、より能動的な姿勢で本と向き合いながら理解を深める

2.エモーションメモ
読書をしながら要旨や結論を記録するのではなく、「感情」をメモすることで、何が自分にとって大事なことなのかを認識する。

3.エモーショナル・アウトプット
読んだ本のよいところを人に語ることで、本から得た知識が整理され、新たな発見が生まれる
(P68)
ということです。
そして、本書の第3章では「エモーショナル・リーディング」実践編として、STEP 1~3 まで細かく解説されています。



STEP 1の対話読書については、新刊ラジオで矢島さん本人が解説されているので、そちらを見ていただくとして、ここではSTEP 2 の「エモーションメモ」について説明します。

上で「エモーション・メモ」は、「『感情』をメモすること」と書きましたが、
メモをとるべきポイントはただひとつ。心がグッと動いたところ(P140)
であり、メモすることは「本のタイトル」「著者名」「出版社」に加えて
  • 心が動かされた一文、もしくは一節(書き抜き+ページ数)
  • その時に対話で発したリアクション(P142)
ということで、矢島さんの実際のメモの形式はこんな感じだそうです↓
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ところで、今日も最初の画像に付箋を貼った本の写真を載せていますが、本書には「付箋とマーカー禁止令」という小見出しがあります。

なぜ禁止(矢島さんはやらない)なのかというと、
その理由は、短期的にしか役立たないからです。
<中略>
付箋は、読んだ直後ならまだしも、しばらく経ってから見ると、なぜそこに付箋をつけたのか、その理由がわからなくなっていることがほとんどです。
<中略>
さらに、マーカーやラインは付箋よりも始末が悪い、と断言しましょう。(P149)
ということです。この「短期的にしか役立たない」というのは私も実感していて、再読したときに「何でここに付箋貼ったんだろう??」と思うときもよくあります(;^_^A そんな付箋は、その時点ではがしますけどね。
逆に、ここは! と思う部分を見つけて付箋を貼ることもあります。
それがわかっていることもあって、私は本に直接マーカーやラインを引いたりはしないというのもあります。(本音は本を汚したくないのですけど)
付箋ははがせばいいけど、マーカーやラインは消せませんからね。

でも、この文章を読んでも、恐らく私は付箋を貼り続けると思います。(思いますじゃないな~ 貼り続けます!)

なぜか??
それは、私が貼っている付箋は、ただの印,マーカー代わりの部分もあるけど、その一文に対して自分が思ったことを書いて貼っているからです。(こんな感じで↓)

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これは先ほど引用した部分を読んだときに思ったことですね。


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これは、「本は『また同じ話をさせるのか?』とは言いませんから。」という部分を読んで笑ってしまったので「(笑)」だけ書きました(笑)


もう1つこれも
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普段から自分でも読めない字を書いているワタクシです。「自分にしか読めないような走り書きですが」に共感したのですね(;^_^A


いつからこんなことをやり始めたのか記憶にありませんが、これって矢島さんが言う「エモーションメモ」に似ていますよね? 私も同じようなことをやってたんだ~ と思ったらなんだかちょっとうれしくなりました^^

ところで、なぜ私が付箋に書いて貼るのか? ということですが、書く量をなるべく少なくしたいからというのもあります。
なぜかって?? さっきも書いたように、「自分でも読めない字」なので(;^_^A

それに、矢島さんがすすめているような、別のノートや手帳に「本のタイトル」「著者名」「出版社」を書いて、「引用文」さらに「その時に対話で発したリアクション」まで書くとなると、時間もかかるし、めんどくさいじゃないですか~
私はめんどくさがりなので、さすがにそこまではできそうにないので、今までどおり付箋に書き込んで貼っていくつもりです。

本は道具だけど、著者がすすめる方法をそのまま使う必要はないのです。自分なりに工夫して自分に合った方法を見つける。それが長続きする秘訣だと思います。


本書では、このあと「どんな『感情』をメモすればいいか?」も書かれていますが、以降は本書を読んで確認してみてくださいね。



STEP 2  に続くSTEP 3 は「エモーショナル・アウトプット」として、「読んだ本の魅力を誰かに伝える方法」ですが、こうして本の紹介記事を書いている私には、このSTEPが今いちばん身に着けたいと思っているところですね~ だから本書を読んだ、というのもあるのですが。


そのあとの第Ⅳ章,第Ⅴ章では、矢島さんのちょっと変わった本の選び方や、矢島さんの「僕の読書を変えた一冊」として、6冊の本が紹介されていますが、その本が何なのか? これも本書で確認してみてください。(「僕の読書を変えた一冊」と言いながら、6冊も紹介してるの??と思ったのは私だけではないはずだ!(笑))





【感想】
前回、今回と何度も書いていますが、私は新刊ラジオのリスナーであり、矢島さんの紹介はわかりやすいな~と思っているひとりです。
それに、私もときどきブログで本の紹介をしていることもあり、新刊ラジオを聴くときは、1回目は純粋に本の情報を仕入れたくて聴きますが、紹介された本を自分が読んだときやブログで紹介記事を書いたときには、自分と矢島さんの紹介がどう違うのか? どうすれば矢島さんのようなわかりやすい紹介ができるようになるのかを知りたくて、もう一度聴き直したり,テキスト版を読み直したりしています。
そんな私にとっては”師匠”のような人が書いた本です。楽しみながらじっくりと読ませていただきました^^

私がいちばん楽しいと思うのは「知らなかったことを知ったとき」
そういう意味ではビジネス書を読んで楽しいと思っていたのですが、本書で、「エモーショナル・リーディング」、特に、「エモーショナル・アウトプット」を教えてもらったことは非常に楽しかったし、これから本の紹介をしていくときに生かせるようになりたいと思います。



最後に、本書はどんな人におすすめしたいか?? ですが、
そうですね~
ビジネス書を読まなければならないと思って読んでいる人に、そんな義務感で読むのではなく、もっと楽しく読みましょう! という気持ちになるために読んでほしい本かな。
もちろん、ビジネス書はほとんど読まないという人も、本書で楽しく読む方法を身に着けて、ビジネス書好きが増えればいいな~と思います。



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【追記】
各章扉に名言や格言が書かれている本も多いですが、本書も章タイトルの下に3行ほど書かれていますが、この文章もいいんですよね~
でも、出典も作者も書かれていないんです。ということは本書のオリジナル?? 誰が考えたの?? 矢島さん?? それとも編集者の人(千葉さん)?? などと考えてしまいました。

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