自分の意見を発見する
この言葉は今読んでいる、山田ズーニーさんの著書『伝わる・揺さぶる!文章を書く』で再発見したのですが、本書では、文章を書く際、結局自分は何を伝えたいのか? 自分の意見は何なのか? を発見するときに立てる「問い」の1つとして紹介されています。
本書では、技術者として経験を積み、現部署でも高く評価されていて、移動後は技術リーダーとして配属される内示をもらっていた人が、実際に移動したところ、新部署のトップがリーダーに据えたのは自分よりもはるかに経験が浅く実績もない人だった。
そのAさんが抗議書を書く際に考えた経過が例として書かれていますが、なぜ? だれ? どういうこと? と自問自答を繰り返すことで、伝えたかったことは
ぜひ、私をリーダーにしてほしい。
ということに気付く過程が示されています。
他人の本心を引き出す
この記事の冒頭、この言葉を再発見したと書きましたが、少し前に、あるPodcastで聴いたことがあったからなのです。
という私は、自分でボールを持ったままゴールまで持ち込もうとする。
だから、1個ずつしかゴールに持ち込めないし自分が忙しくなるだけなんだよなぁ......(;^_^A
早くパスを出せる人にならねば!!
話を元に戻して、
人は他人の意見を押しつけられるより、自分の意見を聞いてもらった方が間違いなくうれしいじゃないですか。
それに、マンション管理人の例では、
自分から 「隣の人を静かにさせます」と言ってしまったら、静かにさせなければならなくなるけど、
相手に「隣の人を静かにさせてほしい」と言われたのなら、たとえ隣の人を静かにできなかったとしても、 隣の人と交渉してくれた,自分のために行動してくれた、それだけでも少しはクレーマーの感情を押さえることができると思うんですよね。
そういう意味でも相手がやってほしいこと,欲しい結果を聞くというのは効果的な方法なのですね^^