本日、想像力も創造力もない技術屋がご紹介するのは、こちら、ジェームズ・ウェッブ・ヤング(著)『アイデアのつくり方』です。


この本を読んでみようと思ったきっかけは、先日の記事『戦線離脱』を読んでくれた友だちから、

「クリエイティブなことが必要な仕事の方は、この本が役に立つと思います。繰り返し読める分量なので、おススメです。」

とFacebookでメッセージをもらったので、さっそく注文して読んでみました。


確かに本書はトータルページ数で102ページですが、著者のジェームズ・ウェッブ・ヤングが書いた部分は60ページほど。そのあと、20ページ以上にわたり竹内均さんの解説が書かれている、というちょっと変わった(?)形式の本です。
それに文字も行間も大きめなので、普通に読んでも1時間ほどで読めるのではないでしょうか。


本書がアメリカで発表されたのが1960年ということですから、もう50年以上も前。
日本語訳もあるとき出版社が代わったということでしたが、私が手にした本には
1988年 4月 8日 初版
2014年 5月24日 初版第67刷
と印刷されていますので、四半世紀にわたって読み続けられている本とういうことです。

「古典」と呼ぶには若すぎるかもしれませんが「名著」であることは間違いないでしょう。





では、本書の内容を紹介しようと思うのですが、本題部分は60ページほどしかない本書、中身を書きすぎるとネタバレバレになるので、ほんのちょっとだけ紹介しますね。


著者はアイデアが作られるには5つの過程、あるいは方法があると言っています。その過程とは

1.資料集め
2.資料の咀嚼
3.孵化段階
4.アイデアの事実上の誕生<ユーレカ!>
5.アイデアの具体化、発展

これだけ書いても、「資料の咀嚼」ってなに? 「孵化段階」ってどういうこと? ですよね。


まず第2段階の「資料の咀嚼」とは…
食べ物をよく噛むことを「咀嚼」といいますが、それと同じ。
1で集めた資料をよく読み込んだり、比べたり、並べ替えたり、カードに書き出したり、そのカードをまた並べ替えてみたり……
資料をじっくりと読み込んで自分の頭の中にインプットする作業、と言えばいいかな。



第3段階の「孵化段階」にやることは……何もしないこと(笑)
本書でもこんな風に書かれています。
ここですべきことは、問題を無意識の心に移し諸君が眠っている間にそれが勝手にはたらくのにまかせておくということのようである。(p47)
これはまさに潜在意識を利用するということですね!


著者は、その孵化段階でするべきことは
問題を完全に放棄して、何でもいいから自分の想像力や感情を刺激するものに諸君の心を移すこと。音楽を聴いたり、劇場や映画に出かけたり、詩や探偵小説を読んだりすることである。
と述べています。

問題のことを考えつくしたら、気持ちを切り替えて想像力や感情を刺激することをすることが必要。
これこそが「リフレッシュ」じゃないかな?

やっぱり、ずっと考えているだけではいいアイデアの組み合わせは思いつかない、ということですね。



第4段階の<ユーレカ!>とは「ひらめいた!」ということ。それ以上説明はいりませんよね?(;^_^A

第5段階も文字通りだし、わかると思います。


え~~もっと詳しく知りたい!という人は、ぜひ本書を読んでくださいね^^





私に想像力も創造力もないのは、インプットが足りていないのと、咀嚼しきれていないから、吸収できない。
だから孵化もできない。ということなのかな??

アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせですから、たくさんの既存の要素を知っていないとね!

無から有を生み出すのは一部の天才に任せて、我々凡人は大量にインプットされたものを組み合わせて新しいアイデアを生み出すことをやっていきましょう!




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