「二兎を追う者は一兎をも得ず」とは、欲張って同時に二つのことをうまくやろうとすると、結局はどちらも失敗することのたとえだけれど、本当にそうだろうか??
日本語(故事成語・四字熟語)には逆の意味(?)である
一挙両得:や
一つの行為で、同時に二つの利益が得られること。一つで二つの利益が得られること。また、わずかな労力で多くの利益を得るたとえ。
一石二鳥:があるけれど……。
一つのことをして、二つの利益を得るたとえ。一つの行為や苦労で、二つの目的を同時に果たすたとえ。
「仕事と私(家庭)と、どっちが大事なの!?」
とは、恋人同士や夫婦間での喧嘩のネタになる言葉だけれど、仕事も彼(彼女・家庭)も大事。
どちらもうまくいくことはできないのだろうか??
あるいは
「幸せ」と「成功」は両立しないのだろうか??
すべてうまくいかせようなんて考えることが欲張りなのかな??
「選択」とは、必要なものを選ぶ行為ではあるけれど、選んだもの以外は捨てる,あきらめるということでもあるけれど、
私は欲張りだから、あれも欲しいし、これも欲しい。どれも捨てられない、ということがたびたびあります(;^_^A
だから「二兎を追う者は一兎をも得ず」のことわざどおり、何も手元に残すことができないのだろうか??
太陽の光は、そのままでは暖かい程度だけど、虫眼鏡で焦点を集中させると木を燃やせるほど熱くなる。
あれも欲しいし、これも欲しいと言っているようでは、木を燃やせるほどには熱くなれないのだろうか??